こんにちは!
ヤマネ研究会の中村です♪
今日は楽しい社会科見学…ではなく、2月9日に行う「ジビエ×フレンチ×地元力」なイベント、『フレンチレストランでイノシシを知ろう!』でコラボする『乃し梅本舗 佐藤屋』さんのに取材してきました!
ジビエ(野生動物のお肉)の発祥となるフレンチでは、ソースにフルーツをよく使います。
できれば、2月9日のイベントのオリジナルレシピでも地元のフルーツとコラボしたいな~と思っていたところに「佐藤屋」さんと出会っちゃいました。
来年の干支は”イノシシ”。イベントの開催時期は’初春’。梅の咲く時期です。
もう口説くしかありません。
こちらはドキドキしながら、「一緒にコラボしませんか…?」
佐藤屋さん、すぐに「いいね~♪ やりましょう」
神がいました。本当にありがとうございます。
今回はオリジナルレシピ開発のために、佐藤屋さんの工場を見学させていただきました~。
いざ出陣!
何を作っているのかな~?
中は和菓子作りの湯気でもくもく!
夏でも和菓子のために冷房なしだそうです。(@◇@;)
上のお菓子は「うやむや」というショートブレッドのようなお菓子です。
恥ずかしながら今回初めて知りました。
メープルシロップの香りがふわん♪
コーヒーやチャイに合いそうです。
なによりパッケージがチョーかわいい!
しかも山の行動食としても開発!!
佐藤屋さん。もっと早く言ってよ(--)
これから冬のかんじき調査でヘビロテしそうです。
職人さんの手って素敵ですよね。
滑らかに動く動作にうっとり。
キレイな真ん丸だな~と見とれていたら…
8代目 佐藤慎太郎さんでした(笑)
いつもスポーティーな格好ばかり見ていたのでびっくりしました!
かっこいいですね~。
手が早くて、写真ブレブレです。
ご厚意でできたての和菓子も頂戴しました。美味! 新年の和菓子「花びら餅」のゴボウ(右写真)は…味見していませんよ(笑)
さて、ここで問題です。上の段の3つの写真は下の段の3つの写真のどれになるでしょうか~?
「ふうわり」 「まゆはき」 「紅柿」
どれも佐藤屋さんの人気商品ですね~。
作る工程を見させていただくと、食べたくなってきてしまいます(じゅるり)。
お次は、これぞ佐藤屋、「乃し梅」です。
琥珀色の乃し梅がズラリ。
さわやかな梅の香りにリラックス~~
こちらは乾燥中の様子です。
この乃し梅の味や香りがイノシシ肉へのアクセントになると踏んでいます。
乃し梅は江戸時代後期に、お薬として作られ、広く知られるようになりました。
もともと京都に献上する紅花由来の口紅の色を固定するのに梅の酸が利用されていたため、山形には梅も栽培されていたんだそうです。
佐藤屋さんでは、200年近くの間、改良を加えながら乃し梅を作り続け、今の山形の銘菓として手作りの製法を守り続けています。
何よりも私が驚いたのは、本当にすべてが手仕事!
竹の皮に挟む作業もですよ!?てっきり機械化されていると思っていました。
職人さんのプライドに尊敬の念を抱かずにはいられません。
工場見学の最後に、今回コラボしたい商品の「素」を見させていただきました。
こちらは乃し梅の素。
佐藤屋さんでは、乃し梅の原型の段階が「乃し梅シロップ」と「甘露梅」として商品化されています。
ダイニングへリアンのシェフの手で梅とイノシシがどのようにマッチするのでしょうか?!
私自身 楽しみでなりません。
乃し梅食べたくなっちゃった人は、佐藤屋さんHPへGO!
鳥獣害というテーマは生き物との関わり合いの差で人それぞれに感情があります。
今回はジビエを前面に押し出して企画はしていますが、ジビエが鳥獣害対策に直結するわけでもありません。
なかなかとっつきにくいテーマかもしれませんが、一度フラットな気持ちで落ち着いたラグジュアリーな空間で何がこれからの山形に必要なのか、イノシシってどうなっているのか、どうやって付き合っていこうか…皆さんなりの考えるきっかけづくりに来てみませんか?
フレンチシェフの技と老舗菓子屋の技の融合したメニューをぜひ堪能しに来てくださいね♪
スタッフ一同みなさまのご来店を心よりお待ちしております(^^)
(中村)
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