2018年度 やまがたいきもの学 冬ver.①

明けましておめでとうございます!!

 

ん?遅い??

 

新年一発目のブログは『やまがたいきもの学』の冬バージョン1回目「標本づくりで学ぶ⁉羽根・骨から進化と絶滅危惧種の今を知ろう!」からスタートです!!

 

2月2日(土)に開催しました、この講座では懐かしい顔ぶれの方々もたくさんご参加いただきました!

 

標本って何だろう?

絶滅危惧種は??

 

少々大人向けのこの講座、少し難しいお話から入らせてもらいました☆

山形県の絶滅危惧種は?

 

彼らの現在の状況は?

 

バードストライクって何だろう?

 

なかなか受ける機会のない「講座」でしたが、皆さん一生懸命メモを取られていました。

 

子どもたちも一生懸命聞いていました。

 

けっこう難しい話なんだけどなぁ…

 

メモを覗き見てみると、ビッシリ書いてありました!

感服!!

 

さて、どっちが標本だ?

 

皆さん完璧ですね☆

 

物があるだけではなく「情報」が書かれているものが「標本」何ですよね~?

 

バッチリ覚えてくれました(^^)

猛禽類の骨と哺乳類の骨

同じような大きさなのにこんなにも重さが違うのです!

 

飛ぶために鳥って骨まで変えちゃったんですね~

 

じゃあさっそく『羽根標本づくり』といきましょう!

今回はバードストライクに合った鳥たちの遺体を標本として生き返らせていきました!

 

なかなか普段では触れない鳥の体を手袋越しに触りながら、皆さんとても感動していました!

羽根の種類もとっても難しかったですね。

羽根を抜いて、消毒して、乾燥。

配置、接着までの流れ。

 

特に気を遣うのが、消毒後の乾燥。

 

なぜかって?

ちょっとした風で羽根は舞ってしまうからです!

 

センス良く配置したら(何気にこの作業が一番大変)、次は接着です!

 

鳥たちの羽根がもう一度自由に飛び回るように、皆さんの額縁の中で自由に配置されていました☆

 

皆さん、ナイスセンスです!

ばっちり完成!

 

2人で分けた羽根標本。

まるでカップルのペアルックみたい 笑

 

大人も子どももみなさん楽しんでいただけたでしょうか??

 

自分で作った羽根標本を見ながら、バードストライクに合う鳥やその周りの環境にぜひ思いを馳せてみてください。

 

※本講座で用いたサンプルは衛生状態に十分配慮し、申請を行ったうえで使用しております。

※野外で鳥の遺体を見つけても直接触れること、自宅での解剖などは避けるようお願いいたします。