11月の理科学くらぶ

11月の理化学くらぶのテーマは「数学」です!

 

1回目の主役はサイコロ!

いつもの理化学と違って実験→計算の繰り返しです。

 

みんなの習っている算数のその先へ、Let’s goです!!

まずは、恒例の元素テスト。

 

初回に比べると、みんなすごい覚えてきました!

まさに継続は力なりですね。

 

日本語で書く部分(元素名)はみんなほとんど書けているので、最近は元素記号も一緒に書き始めています。中学年も今月はネオン(Ne)まで頑張って覚えてきました!

 

今年終わりまでにどこまで覚えられるかな??

二人一組になって、4つのサイコロを動物に見立てて「偶然に絶滅してしまう回数を求めるゲーム」を行いました。

 

偶然って何か?、また、絶滅の確率を上げる可能性のある事象をみんなで考えていきました。

 

全ての事柄が数字で説明できるか??とも話し合いました。

全然、一種(一色)にならないんだけど~…って言っていたら突然の1種に。

くじを引く順番で確率が変わるかな~?…ってそれじゃ順番すらわからないからもう一回やるよ!?


続いて、「選択の幅を変えると確率は変わるか!?」の実証実験です。

小数点の計算に苦戦する子も。何回も計算して見直しましょ~!

 

紙コップに隠した動物をペアにあててもらいますが、それぞれの当たった確率を計算すると…

あれ!?紙コップ増えても当たる子がいる!!?という会話に。

 

ふふふ。

それは2回目への布石なのです♪

アイマスクをして当てていきます。妙にアイマスクの目が似合う子続出。

「へっへっへ、お見通しだ~!」と言わんばかりのアイマスクですが、外しています。

2個で当たんないけど、10個以上では…!?…それでも当たらないね。


2回目の回では、「君に超能力(透視能力)があるか!?計算してみよう!」を行いました。

 

前回は確率をメインにお話ししましたが、今回は「統計」のお話です。

 

でも実験はシンプル!

封筒の中に隠された絵を何回も何回も繰り返して当てていくという実験を行い、とにかく計算しまくります。

 

問題を出す方は、無表情&無口で!当たっても外れても黙々。

対して当てる方は、当てるときの合言葉と変なジェスチャーで。

二人とも真剣に選んでいますが、アイマスクでみんなに笑いが。


実験の後の計算に苦戦する子も…

 

それもそのはず。小数点第6位くらいの数字を掛けたり割ったり…二乗ってなんだ!?少数で割るってなんだ!?

 

電卓を使ってもなんか答えが合わない??

みんなで協力して計算し合います。

 

今回使った統計は「カイ二乗検定」というもの。詳しいことは…ぜひお子様たちから聞いてみてください。

 

さあ、統計解析の結果、超能力があったと判断されたのは~~~…なんと一人いました!

1000人に1人の逸材ということが計算上わかりました!!!宝くじはこの子に買ってもらいましょう!(笑)

 

どうすれば実験の精度があがるか、高学年では考えました。

 

今回の結果はあくまで『計算上』であるということも学び、「数学(算数)で言葉や自然界の事象を説明する」楽しさを知ってもらえたらうれしいです☆

 

                                         (中村)