1月の理科学くらぶ♪

あけましておめでとうございます!

記念すべき2022年一番初めの内容は『雪』!ありの~ままの~!雪を調べたいと思います。

1回目は座学で雪とはなんぞやを、2回目は標高によって雪は変わるのかを調べに蔵王へ行ってきました!

上の雪は実際に2回目に撮影できたもの。よく見るとみんな違う形なのわかりますか?

世界で初めて雪の結晶を人工的に作り出した中谷宇吉郎さんの残した「雪は天から送られた手紙である」という素敵な言葉とともに、雪の世界へGo!

まずは、雪ができるには何が必要かを学びます。

「水」「寒さ(冷たい気温)」…ここまではみんな出るのですが、最後の一つ『核』(ちりやごみ)で「おえ~~~っ」という声(笑)

 

そう。みんなもう通学途中に雪は食べないそうです。私もこれを知ってからあまり食べていません。

 

次はどんな形かを想像して代表者がカキカキ…

丸いカタチ?腕は何本?八角形?…雪は必ず六角形になります!それは分子のせい!

 

久々に登場、分子模型!

お題は「雪の結晶の6角形を作る」。

 

これには実は第1回目の理化学の時の活動がヒントに。

この問題、一般的な分子模型では超難問。

 

水分子は作れても…え!?穴足りないんだけど!?の声。

 

「そっか!ドリル頂戴♡」って言われましたが。破壊はダメ~…!

 

 

この壁にどんなアイデアで論破してくるか!

みんなで、話し合いながら作っていきます。

 

答えはぜひお子様方に聞いてくださいね♪

 

水分子はとっても変。その「変」という特別な性質から奇跡の結晶たちができるのですね。

 

〇ルサは空気中の水分子と冷気とチリをうまく混合させて2つの分子の結合方式を即座に使って雪を成型しているわけです。…〇ルサw改めてすごいと子どもたちと一緒に共感しました(笑)

良いアイデアは共有!なるほど~をみんなで分け分け。

雪の結晶を折り紙で作って…

形による落下のスピードや動きのちがいを観察!その違いはなぜ?を話し合います。


高度と気温の関係、気温の計算、雲のでき方、風の力…自然界の雪に関係する事象を絵や計算で学んでいきます。

 

どうして高いところは寒くて空気が薄いの?こんなこともみんなで話し合いました。

 

この1回目は次回の2回目の調査の考察の材料にしてもらいます。

雪が降ることを祈って、2回目をGo!

さて、2回目は蔵王へ!

 

平日コースは闇夜の蔵王です。

眠気との戦いです。

 

車での移動は、元素や地質年代の歌を歌いながらそして、1回目のおさらいをしながら、にぎやかに!

土曜クラスは最高の雪が!!

 

まざに天からの手紙が山ほど降ってきました!

まずはキャッチ!

ルーペで観察しても肉眼でも見える~!との声。

 

普段当たり前に降ってくる雪もミクロの世界で観察すると、個性豊かな姿を見せてくれます。

 

雪の結晶や、雪の温度や外気温、その他雪の湿り気や雪の重さなども測ります。

 

 

雪の椅子で雪を観察。

これじゃない?!検索表と見比べます。

髪の毛についた雪が観察しやすい!


グローブは!?気温―3度で素手は…だって書けないんだもんの声。すごいです。

しばし休憩。…休憩って言っても周りに雪があったら、もう遊んじゃうよね!


今回は暖かいコーンスープとチョコレートでエネルギー補給もしました。

寒い雪山でこれって幸せだよね~。

 

写真はここまでですが、この後は「地獄(?)の考察」まつり。

 

結果からどんなことが得られたか、特に高学年は他のクラスの結果と併せて考察です。

昨日の天気は?昼の気温は…?自分たちの生活の中での経験や記憶と1回目の情報を駆使して考えていきます。

 

考えるって難しいし苦しい。でも発見したり気づけると嬉しい。

今年度も残り2か月の活動です。特に「自分なりに考える」というところを大切に活動していきたいと思います。