8月の理科学くらぶ♪

8月は料理!…ではなく、解剖で体のしくみを学びます!

 

はい。もちろん解剖後はスタッフがおいしくいただきました♡

(子どもたちからはずる~い!の声が)

 

材料買い出しもついつい料理のことを考えてしまいます ( *´艸`)

買い出しにつき合った大学生も『今夜は何のメニューにします?』との声も。

 

でもね、みんなのことを考えて材料を選んでいるんだよ♪…ってことにしておきましょう。

 

中学生でイカの解剖を行うところは、まだ山形でもあるそうですが、最近は解剖の授業も減ってきたようです。

 

解剖前には、倫理や許可などの法律などもしっかりお話し&ディスカッションしたたうえで始めます。個人的にはこの倫理や法律などの話があってはじめて解剖かな~と思います。

 

命を頂いて、体のつくりを学ぶ。

「いただきます」の意味を考える良いきっかけですが、恐怖や死を連想するわけなので、無理はなく…が一番です。

毎年恒例。

ゴム手袋でみんな苦戦(笑)

すごい集中力です。私は前髪が魚につかないか心配です(笑)

同じ魚でも内臓の形や位置がちがう。なんで!?を考えます。



初回は魚、2回目をイカを。

 

魚はほとんどが人間の内臓と似ていますがイカはちがいます。

 

この違いをしっかりと観察、スケッチ、なぜ違いが生まれたか進化や生態、環境から考えていきます。

 

上手にできた子の周りには集まって情報共有!

自分と他の子の違いもしっかり観察。

貝も観察!

ルーペでも観察!

しっかり触って観察!


観察とスケッチを繰り返して、頭の中でも内臓の配置を自然に思い浮かべられるようにします。

 

この配置図がいかにリアルに想像できるかで、自分の体の内臓配置や異常に気付けるわけです。

 

私たちも野生動物の検死依頼が良く来ます。

なぜこの生き物が、どのようになくなったのか。異常があるのかないのか調べます。

 

本当のスケッチから記憶のスケッチを毎回アップデートしながら、経験を増やしていく作業です。

 

ぜひご家庭でも料理がてら、体の不思議を観察して記憶のスケッチを増やしてみてくださいね♪

 

※プチ情報:今回の魚介類で作った料理はアクアパッツァ風、イカバター醤油、パエリアでした。最後の方はもうメニューが思い浮かばず、大家さんに素材を提供してクラムチャウダー、オムレツなど作ってもらいました!しばらくイカはいっかな~(笑)