2月の理科学くらぶ♪

鬼は~外~!

何人かは豆を当てられたかと思いますが、皆さんの心の鬼は追いだせたでしょうか??

 

さて、2月のテーマは「卵」。

 

命の始まりの卵ってなんだ?と一緒に考えながら、

タマゴ標本を作製しました。

 

卵というとつい「鳥」を思いうかべますが、地球上の多くの生き物が卵を作り、産みます。

卵を作る&産む意味もみんなで考えていきました。

 

…といいながらも身近なのは「鳥の卵」かな、ということで、様々な鳥の卵を見て・さわって・味わって!?(←多分これが一番楽しみだったはず…?!もらいました~。

ダチョウ~!貸して~!これ本物~~!?

…ちょっ…落ち着こう!笑

アボカド?いえ、エミューの卵です!ビルベルジンという色素によって緑に!

どれがだれの卵当てゲーム。難し~!!


次世代に命をつなぐ「卵」なのですから、色や形には意味があります。

 

生息環境や体サイズ、産む数などから推察していきます。

 

そして、今回は大学で用いた教科書や実際の卵巣を観察しながら大切な生殖器と繁殖戦略のお話をしています。

 

 

 

ちょうど4年生以上は学校でオスとメスの体や生殖器の違いを習ったのではないでしょうか?

ぜひご家庭でも、卵料理を出したときにお話ししてみて下さい♪

さて、後半はタマゴ標本つくり!

今回はアローカナの青い卵を特別に用意しました。

 

標本づくりのコツは「優しく&強く!」

え??難しい?失敗しても大丈夫。

 

慎重に丁寧に作業することが標本づくりの鉄則。

大丈夫、みんなならできるよ。

上手上手~!!

その体勢辛くない…?

あ~…リカバリーしよう!


今回のアローカナの卵は味も抜群です。

そのため、今回は卵掛けご飯にして食べました!

 

そしてそして…エミューの卵もオムレツにして実食!

 

家畜や家禽が市場に出回るまでの研究の大変さもお話しながら、未来の食卓に並ぶかもしれないエミューを堪能しました。

 

この量がエミューの卵1個分です。

何も調味料なしでも「おいしい!」いただきました~!

…っていってもケチャップつけて方がおいしいよね。


あまりにも身近で割って食べたら終わりの卵です。

 

体の中でのつくられ方、卵からヒヨコが生まれるその命の源がギュッと詰まった機能性、殻の形状や色をいかに長い時間をかけて適応的に進化させてきたか…

そして、私たちの口に安全に入るまでの過程。

 

どれをとっても本当に魅力的な身近な題材です。

 

ぜひご家庭でも卵をみたらいろいろなお話のきっかけにしてみて下さいね☆

以下、中学生クラスもひっそりと(?)活動しています。

 

1~2月は海外の理科実験をやったり、英語で実験や料理に取り組んだり♪

 

今回はとある架空の会社に入社して研修を受けたり交流会をしたり…という設定を設けています。

 

急に広報部から英語のコラム作成の依頼がきたり、

重役出勤の社長に研修会で作った料理を味見してもらったり…

 

中学生クラスは考えることも実験スキルは、安心してみていられます。

だからこそ「不測の事態」に強くなってほしいです。

 

 

うまくいくことも行かないことも、得意なことも不得意なことも、チームで取り組むから何とかなる。

負けて悔しい、勝って嬉しい。

でももっとできたはず。もう一度やりたい。

 

そんなことを一緒に楽しみながらできれば、と思っています。

 

 

さて。今年度も来月が再度。

この時期は毎年ちょっぴり寂しいワタクシですが、最後の月もギア全開でまいります!

 

お楽しみに~!