野鳥観察会&かんたん羽根標本つくり!

11月11日、久しぶりの大型イベントを実施しました!

今回は『野鳥観察会&簡単羽標本つくり』です。

 

前日までお天気が悪く、開催できるかハラハラしていましたが…無事実施出来ました!

(朝はとっても寒かったです…)

 

お久しぶりの方も、はじめましての方もいて、私たちもワクワクでした。

 

始めは霞城公園内の鳥探しです!!

野鳥の会山形県支部の方々を先生にお招きして、いざ出発!

 

まずは双眼鏡の使い方から。

 

鳥を肉眼で探して~…見つけたら、双眼鏡で見る!

これが意外に難しいんです。

コツを教えていただき、皆さん上手に双眼鏡を使えていました!

 

今回は1時間で20種弱の様々な鳥を観察。

霞城公園の水場と木々のおかげで街中でも多種多様な鳥たちが観察できます。

 

後半は山形県立博物館で羽根標本つくりに挑戦!

 

今回の企画は、『身近にいる絶滅危惧種の鳥たちの今を知ってもらう』というのをテーマに開催しました。

 

私たちの団体に集まる様々な経緯でくる鳥たちには、一羽一羽亡くなった理由があり、ストーリーがあります。

亡くなった…だけでは終わらず、その個体から今の環境や鳥たちへ何を生かせるか考えながら調査や研究に取り組んでいる中で、得られた羽根の一部をクリーニングしてこのようなイベントに活用しています。

 

(今回活用している羽根は特別な許可を得て活用しています。また、衛生消毒や検査も行っておりますので、安易にご家庭では行わないようにしてください)

 

 

羽根の種類によって形や硬さ、飛翔に特徴があることを体験してもらいました!ヤマドリの尾羽を投げると、気持ちいいくらいにまっすぐ飛びます。

どれにしようか迷いますね。今回は9種の鳥類の羽根を用意しました。鳥ごとに羽根に特徴があります。模様や造形美、機能美としての美しさ等で思い思いに選んでいました。


今回は自由に表現してもらいました。

 

標本的価値と飾って嬉しい美術的価値、そして自分の家のどこに飾りたいかなどを考えて作っていました!

 

どれも素敵で、一つとして同じもののない素敵な作品に仕上がっていました。

そして、この活動は「やまがたみどり環境税」の支援を受けて実施させていただきました!

 

樹木があって生き物がいる。

生き物たちがいるから樹木も育つ。

 

樹木と生き物の間のストーリーにヒトもプラスにかかわれる…そんな素敵な山形になるといいな♪と思うばかりです。